「給水管の老朽化チェック|水漏れ・赤水・水道料金トラブルを防ぐ方法」

給水管トラブルは、放置禁止!


はじめに

見えない水まわりに潜むリスク


私たちの生活に欠かせない「水」。


蛇口をひねれば当たり前のように水が出て、シャワーやキッチン、洗濯機など、毎日の暮らしに欠かせない存在です。


しかし、その「水」を家の中に運んでくれる給水管の存在を意識する機会は、ほとんどありません。なぜなら、給水管は床下や壁の中、地中に隠れており、普段は目にすることができないからです。


ところが、この「見えない部分」にこそ、深刻なトラブルが潜んでいます。給水管は年月とともに劣化し、老朽化が進むと


☑️水の出が悪くなる
☑️赤サビが混じった水が出る
☑️壁や床にシミが広がる
☑️水道料金が異常に高くなる


といった問題が発生します。


つまり、給水管のトラブルは気づいたときにはすでに被害が大きくなっているケースが多いのです。


本記事では、「給水管の寿命」「老朽化のリスク」「自宅でできるセルフチェック」「具体的な修理・交換方法」までをわかりやすく解説。さらに、なぜ「水道屋スマイリー」に相談するのが安心なのか、その理由もご紹介します。


配管素材ごとの特徴と注意点


実際の現場では、配管の種類によって施工場所がきちんと分けられています。

たとえば HIVP管(耐衝撃性硬質塩化ビニル管) は主に埋設部や屋外の露出部に使われます。ただし紫外線に弱いため、必ずカバーを取り付けて保護する必要があります。


一方、ポリブデン管 は柔軟性が高く、曲げやすいため床下や壁の中など直射日光の当たらない屋内での施工に向いています。


このように、それぞれの素材の特性を理解し、適切な場所に使い分けることが、給水管を長く安心して利用するための大切なポイントです。



1. 鉄管・銅管


昭和から平成の初期にかけて多くの住宅やマンションで使われていたのが鉄管や銅管です。

築20年以上のお家では、まだ残っているケースが多く見られます。

⌛️耐用年数:20〜30年(条件が悪いと15年ほどで劣化)


✅メリット

・外圧に強く、当時の標準的な配管材だった
・施工実績が豊富で普及していた


⚠️デメリット

・内部にサビが出やすい
・サビで管が細くなり、水の出が悪くなる
・赤水が出て水質に悪影響を及ぼす
・小さな穴(ピンホール)が開き、水漏れの原因になる

👉ポイント

外からはきれいに見えても、中はサビでボロボロになっていることがよくあります。

築20年以上の鉄管や銅管は、水漏れや赤水が出る前に交換を検討するのが安心です。





2. 塩ビ管(VP管・HIVP管)


鉄管の代わりに普及したのが塩化ビニル管です。

現在でもコスト面のメリットから選ばれることがあり、屋外の埋設配管に多く使われています。

⌛️耐用年数:25〜30年


✅メリット

・軽くて扱いやすい
・サビが出ないので水質を保ちやすい
・材料費が安く、工事費用を抑えられる


⚠️デメリット

・紫外線に弱く、屋外の露出部分は劣化しやすい
・冬の凍結や外部の衝撃に弱い
・つなぎ目(接合部)が劣化して漏水の原因になる


👉ポイント

費用を抑えたい場合には有効ですが、屋外で使うなら必ず保護カバーが必要です。

築25年以上経っている塩ビ管は、劣化が進んでいないか点検しておくと安心です。





3. ポリエチレン管(ポリブデン管)


現在の新築住宅やリフォームで主流となっているのがポリエチレン管です。柔軟性と耐久性に優れており、長期的に安心できる素材です。

⌛️耐用年数:30〜40年(条件がよければさらに長持ち)


✅メリット

・サビや腐食の心配がない
・水質が安定していて安心して使える
・柔らかく曲がるので、耐震性が高く地震にも強い
・継手の構造が工夫されていて、水漏れが起きにくい

⚠️デメリット

・材料費や工事費はやや高め
・直射日光に弱いため、屋外での使用には不向き


👉ポイント

「長く安心して使える配管」を選ぶならこの素材がおすすめです。

床下や壁の中など光が当たらない部分に使うと、30年以上トラブルの少ない配管が実現できます。


🔧素材ごとの特徴を整理すると…


👉給水管は「見えない場所」にあるからこそ、築年数や素材の特徴を知って早めに対策することが大切です。



老朽化によるトラブルとリスク


給水管は普段目にすることがないため、劣化が進んでも気づきにくい部分です。

では、実際に老朽化するとどのようなトラブルやリスクがあるのでしょうか?


1.水圧の低下


⏳鉄管や銅管では、使用や経年により内部にサビが発生し、徐々に管の内径が狭くなります。


その結果、水の流れが悪くなり、シャワーの勢いが弱まったり、蛇口からチョロチョロしか出なくなることもあります。


2.赤サビ混じりの水


⚠️鉄管や銅管が劣化すると、水に赤サビが混ざってしまいます。

飲用や調理に使うと健康リスクにつながる恐れがあり、また次のような生活被害も発生します。


☑️白いシャツやタオルが黄ばむ
☑️食器にサビ色の汚れがつく
☑️お風呂のお湯が濁って見える




3.水漏れ・漏水


給水管の劣化で特に注意したいのが「漏水」です。

床下や壁の中で水漏れが起きても、外からは気づきにくいのが厄介なポイントです。


気づいたときには、すでに次のような被害が進行していることもあります。

☑️床がブヨブヨに膨らんでいた
☑️天井や壁にシミが広がっていた
☑️カビや悪臭が出始めていた


さらに、漏水は水道料金の高騰に直結します。

「気づいたら毎月の請求額が数千円〜1万円以上増えていた」というケースも少なくありません。


👉もし、床や壁にシミがある、水道料金が急に上がった、といった症状があれば、早めに漏水チェックを行うことをおすすめします。




では、トラブルを放置するとどうなる?


給水管の劣化によるトラブルを放置すると、次のような二次被害につながります。


☑️建物の構造材が腐食して大規模修繕が必要になる
☑️湿気を好むシロアリの被害が拡大する
☑️カビの発生で健康被害を引き起こす


👉小さな水漏れでも放置は禁物!

早めの点検・交換が「安心な暮らし」を守る最大のポイントです。

自宅でできるセルフチェック


ここまでお伝えしたように、給水管の老朽化は水まわりだけでなく、住まい全体に大きな影響を及ぼします。

しかし、ご家庭でも「劣化のサイン」を見つける簡単な方法があります。

専門業者に依頼する前に、まずは手軽にできるセルフチェックから始めてみましょう。


✅チェックポイント一覧


・水道料金が急に高くなっていないか?

特に使い方を変えていないのに請求額が大幅に上がった場合、漏水の可能性があります。

目に見えない床下や壁内で水漏れしているケースも少なくありません。


・水を出したときに「ゴボゴボ」「キーン」という音がしないか?

空気が混じったり、配管の劣化によって水流が乱れると異音が発生します。

配管の老朽化が進んでいるサインのひとつです。


・水の色や臭いに変化がないか?

赤サビが混ざって水が濁る、鉄臭いにおいがする場合は管内にサビが発生している証拠です。

飲用や料理に使うのは注意してください。


・天井や壁にシミ・カビが出ていないか?

見えない部分で水漏れが進むと、天井や壁にシミが浮き出たり、カビが発生することがあります。

放置すると建材の腐食やシロアリ被害につながるため危険です。

・築20年以上、給水管の交換歴がないか?

建物の築年数が20年を超えているのに、給水管の交換やリフォームを行っていない場合は、劣化が進んでいる可能性が高いです。

特に鉄管や銅管を使用している住宅では注意が必要です。




上記のうちひとつでも当てはまる場合は、すでに配管トラブルが進行している可能性があります。

「まだ大丈夫」と思わず、早めに専門業者に点検を依頼することが安心につながります。


また実際の点検では、床下で木材が濡れていたり、上階からの漏水で天井にシミが広がるケースもあります。普段見えない部分ほど注意が必要で、小さな異変を放置しないことが大切です。



給水管の工事って何をするの?


セルフチェックで異常が見つかった場合や、専門業者の点検で給水管の老朽化が判明した場合、対応方法は大きく分けて、部分補修と全体交換の2種類があります。


🔧部分補修(応急処置を含む)

漏水している箇所や、明らかに劣化が進んでいる部分だけを修理・交換する方法です。


費用目安:3〜5万円程度


工期目安:半日〜1日


メリット:費用を抑えて短時間で修理できる


デメリット:古い配管をそのまま残すため、別の箇所で再びトラブルが起きる可能性が高い


👉例えば「ピンポイントでの水漏れ」や「築浅だけど一部だけ劣化」という場合には有効ですが、根本的な解決にはならないケースが多いです。


🏠全体交換(配管リフォーム)

築年数が20年以上経っている住宅や、鉄管・銅管を使用している場合は、給水管全体を新しい管に交換するのがおすすめです。


費用目安:15〜30万円程度(建物の規模・配管ルートにより変動)


工期目安:1日


メリット:サビに強い最新の樹脂管に更新できるため、20〜30年は安心して使用可能


デメリット:部分補修より費用と工期がかかる


👉全体交換は「将来的なトラブルの不安をなくしたい」「長く快適に暮らしたい」という方に最適な方法です。不動産物件や賃貸管理でも、入居者の安心や資産価値を守るために選ばれるケースが増えています。


工事内容を選ぶときのポイント


✅部分補修は一時的な対応に向いているが、根本解決にはならない


✅築20年以上なら全体交換のほうが将来的にコストを抑えられる


✅最新の樹脂管はサビに強く、長期的な安心につながる


👉 「今だけ直すのか、将来も安心したいのか」 を考えて選ぶことが大切です。


水道屋スマイリーが選ばれる理由

給水管の工事や水まわりのトラブルは、依頼する業者によって「仕上がりの安心感」「将来のトラブル防止」に大きな差が出ます。

せっかく工事をするなら、経験豊富で信頼できる業者に任せたいですよね。


水道屋スマイリーには、現場経験が豊富なスタッフが在籍しており、 社長自らも国家資格を持つ有資格者として、これまで数多くの施工に携わってきました。そのため、ただ「直す」だけでなく、将来を見据えた最適なご提案が可能です。


また、工務店や不動産会社などプロの目線からも選ばれてきた実績があり、個人のお客様からのリピートや紹介も多数いただいています。


では、なぜスマイリーがここまで信頼されているのか?


その理由を4つに分けてご紹介します。


1.福岡市密着の即日対応

地域密着型のため、急なトラブルにもスピード対応が可能です。


2.専門機器での漏水調査

水道メーターや専用機器を使用して、見えない床下・壁内の漏水も正確に特定。


3.工務店・不動産業からの信頼多数

建築現場での施工経験が豊富で、工務店や不動産会社からの依頼実績も多数あります。


4.安心のアフターサポート

施工後も定期的な点検やメンテナンス相談に対応。


個人のお客様はもちろん、工務店様や不動産業者様からも信頼をいただけているのは、この4つの理由があるからです✨




さいごに

気づいた今がチャンス


放っておくのが一番危険。逆に、異変に気づいた時こそがチャンス。すぐに点検や交換を行えば被害を最小限に抑えられる。


給水管のトラブルは、ほとんどの場合「見えないところ」で静かに進んでいます。

気づいたときには床がブヨブヨ、天井にシミ、そして水道代が何万円も…なんてことも珍しくありません。


でも逆に言えば、「ちょっとした違和感」に気づいた段階で動けば、大きな被害になる前に防げます。

「水の出が弱いな?」「最近水道料金が高い?」

その気づきこそがサインです。

私たち水道屋スマイリーは、ただ壊れた部分を直すだけでなく、

“これから先も安心して暮らせる住まい”をお客様と一緒に考えることを大切にしています。


また、工務店様や不動産業者様からも多数ご依頼いただいており、

「現場で安心して任せられるパートナー」として信頼をいただいております。

施工の正確さやアフター対応を含め、末永く安心していただける関係づくりを心がけています。


個人のお客様も、業者様も。

「ちょっと気になるな」と思ったら、そのときがご相談のベストタイミングです。


どうぞお気軽に

水道屋スマイリーにご相談ください😊📞

アーカイブ

人気記事